シンポジウム

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2014年(平成26年)1月31日

国産飼料を最大限に活かした酪農の再構築Ⅱ-地域の取り組み事例と課題-

主催者挨拶

雪印メグミルク株式会社 代表取締役社長 中野 吉晴

只今、ご紹介いただきました雪印メグミルクの中野でございます。

本日は、皆さま大変ご多忙の中、酪総研シンポジウムに、このように多くの方のご参加を頂きまして、ありがとうございます。

酪農総合研究所として、このような場を開催させて頂いて本年で37年目となります。これもひとえに、関係者皆様のご理解とご支援の賜物と重ねて御礼申し上げます。

今年度の酪総研シンポジウムは、【国産飼料を最大限に活かした酪農の再構築-Ⅱ】、副題として、「地域の取り組み事例と課題」をテーマといたしました。飼料の自給力向上は、わが国の酪農生産基盤の今後を左右する重要な課題となっていることから、2年連続のテーマとさせて頂きました。

今回のご講演では、式次第にあります通り、長嶋さん、太田さん、小島さんより、それぞれのお立場から地域での取組みと課題について話題を提供していただきます。なお、長嶋さんと太田さんは、日本酪農青年研究連盟主催の日本酪農研究会で最優秀賞である黒澤賞を受賞されております。ご講演いただきます、ご三方におかれましては、遠路、お忙しいところをご協力いただき、ありがとうございます。また、当社の酪農総合研究所所長の田中からは、酪総研の自給飼料生産拡大の取り組みをご紹介させて頂きます。4名の方にご講演を頂いた後、雪印種苗の研究開発本部長の高山氏を座長に、会場の皆さんを交えて意見交換をさせていただきます。

さて、酪農乳業を取り巻く環境は、引き続き、トウモロコシをはじめとする飼料穀物価格が高騰かつ高止まりしている状況にあり、酪農畜産経営に多大な影響を与えています。国政レベルでは攻めの農林水産業の実現に向けて、25年度補正予算、26年度の関連対策や米政策の見直しの一環対策などが示されました。国産飼料の生産と利用の一層の拡大により、資源循環型で、国内の飼料生産基盤に立脚した力強い酪農畜産経営の確立を目指すと位置づけられました。しかしながら、これらの対策を有効に活用し、着実な成果に結びつけていくためには、酪農の現場にたずさわる関係者の皆様の知恵と工夫、そして実践が何よりも大切であります。

本日は、酪農生産者の方々、酪農に関わる関係者や研究者など、日頃から実業あるいは実務にたずさわっている多くの皆様にご参加いただいております。今日ほど、関係者の熱い思いを一致させ、飼料増産に向けた具体的な行動が求められている時は、過去にもありません。積極的な意見交換の場となることを期待しております。

雪印メグミルクグループにおきましても、雪印種苗や酪農総合研究所が生産者の方々と連携して進めている飼料生産の拡大とその活用のための「実証圃場」調査研究など、様々な取り組みを通して、お役に立てればと考えているところであります。

最後になりましたが、本日のシンポジウムが有意義なディスカッションの場として、地域での取り組みや課題解決に向けての一助となれば幸いです。簡単ではございますが、開会のご挨拶とさせていただきます。

以上

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